2016年1月22日金曜日

Lisa: the Painful 感想

年明けからちょこちょこやっていたLisa: the Painfulがやっと終わりました。
結論からいうといいですね、これ。








女のひとが居なくなったおっさんしかいない世紀末ヒャッハーな世界のおはなし。
もうこれだけでなんだか汗臭いんですが。

というか実際に状態異常の中にはStink(臭う)というのがあって
これがついている仲間は何故かパワーアップします。
装備している人にStinkを自動でつけてくれるアクセサリがあるんですが
序盤~中盤の、ほかに装備するものがあんまりない時期に
何故かこれだけは大量に拾えるのでパーティ全員がStinkなんてこともあったりします。
やってる時には大して気にならなかったんですが、
実際に文章にするとなんだか嫌になってきますね。

それから、なんといっても通貨がDirty Magazineなんですよね。
英語で書いてもわからんって?しょうがないなぁ。
エロ本のことです。
つまり、エロ本が世界中のおっさん達の間でぐるぐる回ってるわけです。
色んな意味で人類皆兄弟ですね。
もうなんだか本当に嫌になってきました。

あ、勘違いしないでくださいよ。
エロい描写は全くないんです。
これはおっさん達しかいない世界の悲哀について
影ながら引き立てるスパイス的な設定の一つにすぎないんです。
このゲームにはそんなベタなギミックが本筋とあんまり関係ないところで
随所に散りばめられています。やっていて飽きません。

しかもそういう設定がはっきりと表にでてくるわけではなく
なんとなく匂わせているような表現に留まっていることが多いことが
世界観に広がりを持たせていることにつながっていて
なかなか良いんじゃないかなと思います。

ゲームのシステムについてですが
複雑なところはほとんどないです。
戦闘は今となっては陳腐としか言いようのない
コマンド入力型のターン制を採用しています。
RPGツクール製のゲームだからある程度は仕方ないっちゃないんですが
でも最近は複雑なゲームが増えちゃったので、
これはこれでありかなーと思いました。
逆にシンプルにストーリーを追う事ができるので
世界観とシナリオだけでも楽しめるような、このゲームにはありがたいかもしれません。

こういうJRPG的なシステムを採用しているストーリーメインのゲームは、
古臭いといってしまえばそれまでなんですが
オープンワールド系のRPGがだんだん食傷気味になってきている今となっては
ADV的なジャンルの一つとして新たにカテゴライズされた上で
再評価されてもいいんじゃないかなと個人的には思います。

まぁ、話はすこし戻りますが、
そういうシンプルなシステムである反面、
やろうと思えばそれなりに効率的な戦略を探す楽しさがあったり
どうでもいいような隠し要素を探す楽しみもあったりします。
でも必須ではないんです。興味なければないでゲームクリアはできます。
そんなゲーム山ほどあるだろ、とか言われてしまいそうですが
このゲームのいいところはなんというかそのバランスが良いんですよね。
シンプルに遊べるけど、でも隠し要素を探さずにはいられない、
というところまでプレイヤーを引っ張るのはなかなか難しいと思います。
このゲームはその点に関してはクリアしているんじゃないかな、と思いました。

それからスーファミ世代のグラフィック的な見た目ですけど、
実は結構書きこまれていたりします。
1回しか使われていないスプライト用のドット絵とかも沢山あって、
チープに見えるけど実は労力割いてますよね、これ。
たとえば某ビルの中にいるおっさんとか↓













完全に恍惚の人です。

それと一番のお気に入りはこの人↓










Widdly 2 Diddlyフォーエヴァー。

いや別に仲間でもなんでもないんだけど。
踊り方に狂気が感じられてステキです。
踊ってるところが見たい人はここ [http://lisa-rpg.wikia.com/] からどうぞ。
どうでもいいけど、このゲームにでてくるおっさん達はみんな乳首赤すぎです…

全体としての印象は
好き放題やってるポスト・アポカリプスなマザーというか。
いや、マザーとは全然違うんですけどね。
なんというか根底に同じソウルを感じます。
仏作ってソウルを入れず、みたいなゲームではないことだけは保障します。
とはいっても、あんなスケールのでかい話では全然ないんですけどね。

ああそうだ。音楽もいいんです。
Summer Loveは名曲だと思います。
ゲーム内の色んなところでピッチを変えて流れますが
ピッチの下がったSummer Loveはなんだかとってもdubbyで
聴いているとビールが飲みたくなります。



ゲームが終わって、回収されてない伏線がいくつかあるんだけど
続編のLisa: the Joyfulをプレイすることで解決するものもあるみたいです。
ということで、これからJoyfulのほうも少しずつやっていこうかな。

これだけじゃなんなので、お役立ち情報を少しだけ(見たい人は↓で…わかるよね)

  • Joyless エンディングはノーマルモード専用。ペインモードでは見る事ができない。つまり全てのエンディングが観たかったら1回目はノーマルでJoyを使うのを我慢しつつストーリーを楽しんで、2回目はペインモードでJoyを使ってさくっと終わらせるのがよさげ。
  • Eternal Champion Shipを終わらせなければ、Dystopia Rumbleを使った稼ぎを永遠にできる。
  • BirdieでOilをかけて火属性攻撃が激つよ。消耗品もいらないしマジおすすめ。
  • 序盤のスープがある所のテントは、1回襲われた後は安全に使える。そのうちなくなるけど。
  • エリア1からエリア2へ向かう途中のたき火(の1つ)とEWCの休憩所で襲われることはない

まだクリアしてない人は頑張ってね。
セールで買ったけどまだ積んでる人は英語、というかスラングに負けずにがんばれ。

近々Lisa関係のちょっとしたものを記事としてアップする予定なので
ちょくちょくまた見に来るといいですよっと。